個展 画家 堀澤大吉 ~ノスタルジックな世界展2024~【個展終了】
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252.月の旅人/月が来る入江
¥240,000
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249.月の旅人/プラネタリウム
¥240,000
僕たちの知らない場所で、誰かが機械を使って夜空の星を造り出しているとしたら?そしてその機械は何所にあるのか?「あの水晶山のどこかにある」とか「広い草原の真ん中」とか「世界の境目」とか、そのうち「機械を動かしているのはぜったい天文台のだ」とか言いだす奴もいる。月の無い夜、星空を見上げ、友だちとこんな取り留めのない話をしながら過ごすのはとても楽しい。
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248.月の旅人/月代寄り道 危な道
¥240,000
東の森の帰り道。友だちが一緒だとついつい道草が長くなる。向こうで何か光れば近寄って、こちらで何かゆれれば確かめる。今夜は朽ち果てた倒れ木の橋渡り。一人の時はいいけれど、みんなで歩くとゆれまくる。落ちないようにバランスをとり慎重に渡る。ああ、とても楽しい。月夜の寄り道、危な道。
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247.月の旅人/戯れの夜に
¥240,000
その夜、僕たちのもとへ月は来た。天空にある月は、地上に向かって、一つの顔しか見せることはない。今、目の前の小さな月は、小さな雲を纏い、表も裏も、隠すことなく姿を見せている。僕たちは、嬉しくて、小さな月を囲んで跳ね回り、月も合わせるように、回転しながら上下する。よもすがら、草原に喜びと光が横溢し、こんな僕たちを夜空の星が包み込む。もうじき秋も終わる露隠の葉月の夜だ。 サイズ:F8(455×380) 2014年発表
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246.月の旅人/野渡り
¥180,000
テラコ山とレキア山に挟まれた谷間から、南西に向かって、はるか地平線の彼方まで草の海が広がる。その草原の果てから、毎年、季節の変わり目にやって来る2人組の人たちがいる。他にも、大勢の仲間がいて、広大な草原を移動しながら暮らしているそうだ。彼らは自分達のことを“野渡り”と呼んでいる。様々な場所を旅し、見たり、聞いたりしたことを面白可笑しく話してくれる。野渡り人は僕たちに、夢やあこがれを届けてくれる存在なのだ。
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242.月の旅人/風遊び
¥180,000
僕が小さかった時、おじいちゃんが教えてくれた楽しい遊び。風遊び!形の良い羊歯を見つけてこれを飛ばすだけの素朴な遊びだ。簡単だけど、これがなかなかむつかしい。良い羊歯を見つけても、今度は風が読めない。うまく風に乗せてやると、羊歯の飛行機はフワリ、フワリ風間を漂うみたいにゆっくり飛んでゆく。上手に風に乗せることができると、とても嬉しくなってしまう。これは今でもお気に入りの僕の遊びだ。
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240.月の旅人/月に叢雲(むらくも)
¥180,000
雲一つ無い夜空に浮かぶ満月よりも、雲があって、その雲間から見え隠れする月が良い。それも、できれば上弦、下弦どちらでも、少し欠けた月なら尚いい。雲を纏わり付かせた月は、艶やかだ。月に近い雲もあやしく光り、月の輝きを際立たせる。万緑の季節に吹く、一節の涼風のように清々しい。私は、こんな夜の空を見上げるのがとても好きだ。
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239.月の旅人/連理月の宮
¥180,000
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237.月の旅人/風の遺伝子
¥180,000
風が、さらさらと青草を揺らす。雲はゆっくりと姿を変え、流れてゆく。私のそばに在る、この子等も、花や雲のように、季節と共に移ろってゆく。吹く風に、背を向けることなく、風に向かい、身を委ね、風を見つめている。幼い頃の私のように…。生命は時の連鎖として、季節の中で流転し受け継がれてゆくのだろう。
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236.月の旅人/隠れ月夜の好奇心
¥180,000
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235.月の旅人/月の夜話し
¥180,000
子供たちが寝る前に、読んで聞かせる絵物語。子供らは、私のからだに体重をあずけて、私の語りに耳をかたむけ、本の中の絵を見つめている。絵話しを語る私のからだに伝わる、この子らの小さな命のぬくもりの心地良さが、目眩のように、私の心に染み渡る。いつか、この子たちも大人になった時、自分の子供に、この安らかな時の残像を伝えてくれるだろう。夢語りのように…
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233.月の旅人/僕のし・あ・わ・せ
¥180,000
蒼い夜に、茜色の炎が、自ら作り出す小さな風で、ゆらゆら揺れ、僕らの影を踊らせる。最小限の荷物を持って、野に遊び、工夫をしながら不便を楽しむ。こんなキャンプはとても楽しい。焚き火がはぜる音、時折上がる火の粉。会話が途切れても、満ち足りている。こんな風景の中で、静かな刻の流れに身を委ねるのが僕のしあわせ。
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231.月の旅人/季節の向こうに棲む者
¥120,000
頭に角の生えたうさぎの住む国がある。僕たちのいる所から、季節が一つ変わるくらい歩くと、砂漠地帯にたどり着く。彼らはそこに住んでいる。彼らは通称ジャッカローブと呼ばれ、地質学にくわしく、水を探して砂漠中を調査しながら、絶えず移動をしている。だから、めったに出会うことができない。そのため、伝説のうさぎともいわれる。一度は会ってみたい不思議なうさぎだ。
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229.月の旅人/月の香り
¥90,000
夜風に吹かれながら歩いていると、風の中に、時折、金木犀のような良い香りが混ざっているのに気付く。立ち止まり、夜空を仰げば、月が煌々と輝き、見渡せば、月光に青白く照らし出された草原が広がっている。そういえば誰かが「月の香りは金木犀の香りに似ている」と言っていたのを思い出した。僕は大きく息を吸うと、少し満ち足りた気持ちになり、再び夜風の中を歩き始めた。