個展 画家 堀澤大吉 ~ノスタルジックな世界展2024~【個展終了】
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184.月光のサラスヴァティ
¥180,000
青い夜の中、大気は花の香りに満ち 風はゆるやかにその香りを運ぶ 遠く雲は流れ、月は膨らみ始めた。サラスヴァティの弾くヴィーナの音は銀の糸となり人々には知恵と閃きを 植物には花を咲かせ実を結ぶ 知恵と芸術、豊饒を司る女神、サラスヴァティ その美しく澄んだ瞳に幸福は映るのか?彼女は今もリグ・ヴェーダに記された”すぐれた川”に居るのだろう
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194.月の旅人/眠りうさぎ芭蕉林の夢
¥180,000
SOLD OUT
揺れ動く炎に惑わされ、安らかに眠る幼い私はどんな夢を見ていたのか。夢と現実の区別もつかない頃の夢いつか大人になり同じ夢を見ることがあるのだろうか?頼りない記憶の糸を辿りあの頃の夢と再び回り合うことができるだろうか?不思議な芭蕉林の夢だ。大きな葉が揺れ、さんざめく笑い声、そして月影が踊る。幼子の私は夢の中で遊び、大人となった私は夢の中で凍てつく。それでも夢の芭蕉林は過去と未来の青く涼やかな風を今も私に送り続けている。
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193.月の旅人/森の始まり
¥300,000
冬の寒さが和らぎ、風が優しくなった頃 僕たちは枯れ葉の中に小さな森の命を見つけた。生まれたばかりの命は頼りないけど、生命力に満ち輝いている。今は小さく儚い命も季節と共に緩やかな時の果てに やがては大きく豊かな森へと成長してゆくのだろう。僕達は、この小さな命を見守り育てることによって、豊かさとは、幸せとは、そして守るべきものは何なのか、多くのことを学ぶ。たおやかな大気の中、生命が芽吹く季節 それは森の始まりの季節でもある。
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192.月の旅人/北の風
¥120,000
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186.月の旅人/ミントな夜
¥240,000
ここはあたし達がお気に入りの散歩道。いつものようにお喋りしながら歩いていると、森の側で何か光っている。恐る恐る近づいてみると、枯れた倒木の上に、今まで見たことも無い生き物がいた。8本足で、透き通った体の中が光っている。見られているのに気付いたのかその変な生き物はヨタヨタと不器用に歩き、足を滑らせて草の上に落ちてしまった。よほど痛かったのか、光る体を点滅させてしばらくその場にジッとしていた。やがてモソモソと動き出すと、森の奥へと消えて行った。おもしろいね…
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182.月の旅人/黄昏にキセツノーラ
¥180,000
5月の風の中で 風がオレンジ色に染まるまで 友だちと夢中になった風遊び 僕の耳元で風がうなる そして浮遊感 友だちの声が近くなったり遠くなったり、すれ違い追いついては追い越され、ちょっと笑っての繰り返し ブランコを漕ぐと思い出す その時の風心地 あの頃の僕たちは間違いなくエピキュリアン(精神快楽主義者)だった。
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179.月の旅人/月待ちの酒宴
¥240,000
月の輝く夜、気の合う友と酌み交わす酒のうまさ互いの心を開きゆっくりと語り合う。辺りは月明かりに満ち、その青白い光の中で私の心は和んでゆく。飲むほどに、酔うほどに、月は昇り、草は揺れる。火照った頬に季節変りの夜風が心地良い。いつかどこかで見た夢の風景だ。そんなことを繰り返し感じながら友と過ごすこの時こそ、夢なのかもしれない。そして、ほろ酔いの月の酒宴の夜は更ける。
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176.月の旅人/春風は再び
¥240,000
季節が柔らかな風に変わり始めると、彼等は嬉しくなってはしゃぎ出す。陽の光が、じゃれ合う僕等と絡まり、跳ね回る。上に下に、重なり合っては転がって、ケラケラと笑いながら時がたつのも忘れて遊び、やがて疲れ寝ころがり、見上げる青空。耳元で風が草を揺らす。そんな僕等の上を雲がゆっくり流れてゆく。こんな季節のたおやかな風は、僕の記憶をやさしく揺すって呼び起こす。
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174.月の旅人/月の晩餐
¥180,000
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169.月の旅人/夏小屋
¥240,000
あ~あ、また逃げられた。これで何回目かな?僕の魚釣りを見物している友人の顔が、魚のいる水面に映ってなかなか集中できない。気になり始めると友人の顔ばかり気になって、魚が見えなくなってしまう。おまけに時々ゆれる水面の顔が変にゆがんで可笑しいたらありゃしない。ふと顔を上げると、一人だった友人がいつの間にか大勢になっている。もう止めようかな、もうすぐお昼だし…夏小屋は陽影と、涼しいよく通る風で僕たちを包んでくれる。お昼ごはんを食べたら、みんなと小屋の向こうの川で水遊びだ。
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168.月の旅人/探険倶楽部
¥180,000
SOLD OUT
新入生はみんな必ず受けなければならない試練!フォークダンス〝月夜のキャンプ〟2年・3年生は参加しようがしまいが勝手なのだが、参加する先輩はほとんどいない。しかし、僕達新入生は避けて通れない。一度踊った者でないと、この羞恥に満ちた試練はわからない。この〝月夜のキャンプ〟というフォークダンスは誰が考えたのかと疑いたくなるくらい恥ずかしいダンスなのだ。でも一人だけこのダンスが好きな例外がいる…我が探検倶楽部の部長だ。このダンスのどこが好きなのか、彼は熱く語り、踊る。合宿の月島へ渡るための筏を繋いである桟橋に行く途中で、運悪く僕は部長に捕まってしまった。これから始まる月島合宿。僕の悪夢の幕は上がった。